コーヒー

美味しいコーヒーで手軽に家カフェを楽しもう!

ハンドドリップのイメージ

家で美味しいコーヒーを淹れてみませんか。
在宅ワークの増加などで家で過ごす時間も増えていますので、在宅ワークの息抜きやお休みの日に家でお店のようなコーヒーが飲めると良いですよね。

本記事では家で美味しいコーヒーを淹れる方法をご紹介したいと思います。

道具の準備

家で美味しいコーヒーを淹れるためには、道具が必要となります。
ハンドドリップで必要な道具をご紹介しますが、道具は安価なもので良いですし、全部揃えなくても大丈夫ですので、まずは必要なものだけ揃えましょう。

  • ドリッパー(必須)
  • フィルター(必須)
  • サーバー(あると良い)
  • 秤(あると良い)
  • ミル(あると良い)

フィルターは取り扱いやすいペーパーフィルターが良いです。
サーバーはそれほど高くありませんので、ドリッパーをこれから購入しようと考えている方はセットで購入して良いと思います。
サーバーがなくてもコーヒーは淹れられますが、サーバーの方がドリッパーの安定感がありますし、2杯以上飲むのであれば便利だからです。

おすすめのドリッパーとサーバーのセットは次の通りですので、ご参考ください。

上述以外の道具も気になる方はこちらの記事もご参考ください。

コーヒー豆の準備

コーヒー豆はミルを持っている場合は豆で、なければ粉砕された状態で購入をしましょう。
コーヒー豆はスーパーなどでも手に入りますが、コーヒーショップや百貨店であれば店員さんと自分の好みについて相談ができますので、おすすめです。
コーヒーは酸味、甘味、苦味、香り、コクの5つの指標で味を評価することが多いです。
コーヒーの味を決める大きな部分は豆(種類)と焙煎ですが、苦味が苦手な方は浅煎りを選ぶと良いです。
ブレンドコーヒーは豆と焙煎の種類を組み合わせることで味を整えていますので、非常に理に適っていますね。

私は酸味が強いコーヒーが苦手ですので、ハンドドリップの場合は深煎りで香りとコクが強いコーヒー豆を選ぶようにしています。
味の好みは個人差が大きいと思いますが、おすすめの豆もご紹介しますのでご参考ください。

コーヒー豆は酸化しやすく、風味が落ちやすいので長期保管に向いていません。
豆の状態であれば焙煎から2週間、粉であれば1週間が賞味期限ですのでなるべく早く飲んだ方が美味しさを楽しめます。
保管する際はコーヒー用のキャニスターを使う方が密閉性が高くて良いですが、なければ空気を極力遮断できる方法で保管すれば良いです。
保管する際は冷蔵庫ではなく、冷暗所で保管しましょう。
冷蔵庫は容器が冷えてしますので、取り出す際に水滴が付いてしまうためです。

ハンドドリップの方法

道具と豆が揃ったら、手順に沿って早速コーヒーを淹れてみましょう。

手順

  • Step1 フィルターをドリッパーにセットする
  • Step2 豆を粉砕する
  • Step3 豆を計量する
  • Step4 豆をセットする
  • Step5 お湯で抽出をする

Step1 フィルターをドリッパーにセットする

お湯を準備しながら、フィルターをドリッパーにセットしましょう。
ペーパーフィルターは紙の継ぎ目を折ってからドリッパーにセットします。
セットしたらフィルターにお湯または水を注いで、フィルターを濡らしてドリッパーとの隙間を埋めます。
隙間が埋まれば水は捨てて構いません。

より美味しいコーヒーを飲みたい場合はお湯でフィルターを濡らしましょう。
紙の匂いを取ることができ、ドリッパーを温めることで抽出温度を維持できるからです。

Step2 豆を粉砕する

粉砕された豆を購入している場合は、Step3をお読みください。
豆で購入した場合は粉砕する必要がありますので、ミルで粉砕します。
粒度が選べるミルであれば、味の好みに合わせて調整します。

酸味が強くて
苦味が弱い
苦味が強くて
酸味が強い
ロースト 浅煎り 深煎り

Step3 豆を計量する

秤を持っている場合はコーヒー豆を計量しましょう。
豆7gに対して100ml程度のコーヒーを抽出できますので、必要量を計り取ります。

秤がない場合は目分量となってしまいますが、以下をご参考ください。
・カリタの計量スプーン: すり切り1杯で約9g
・大きめのスプーン: 山盛り1杯で約9g

Step4 豆をセットする

豆をフィルターの上に入れていきます。
なるべく飛び散らないように注意して、入れ終わったらドリッパーを揺らして粉が平らになるように調整をします。

Step5 お湯で抽出をする

お湯を注いでコーヒーを抽出します。
お湯の温度は豆の焙煎度や粒度によって異なりますが、以下が目安です。

ロースト 浅煎り 中煎り 深煎り
挽き方 中挽き 中粗挽き 粗挽き
お湯の温度 95℃ 90℃ 85℃

温度計でお湯の温度を測っても良いですが、温度設定できるケトルなどがあれば便利です。

お湯の量はコーヒー豆7gに対して100mlですが、コーヒー豆がお湯を含みますので20g程度足す必要があります。

豆の量 お湯の量
7g 120ml
14g 220ml
21g 320ml
28g 420ml

お湯を注ぐ際は、まずコーヒー豆が湿る程度にお湯を注ぎます。
鮮度がいいとコーヒー豆から出るガスで粉全体が膨らみますので、30秒〜1分程度豆を蒸らしてから3回程度に分けてお湯を注ぎます。
豆を蒸らす操作についてですが、コーヒー豆は焙煎を経て作られますので、とても水分が少ない状態になっています。
お湯を一気に注いでしまうとコーヒーの香り成分が出てくるよりも早くお湯が通過してしまうので、蒸らす操作が必要になります。

コーヒーは酸化して風味が落ちやすいですし、苦味も強くなりますので、極端に蒸らす時間を長くすることはやめましょう。

コーヒーを抽出した後はカップに移して飲むのですが、予めカップを温めておくと冷めずに飲めるのでおすすめです。

まとめ

家で美味しいコーヒーを淹れる方法をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
ドリッパーとフィルターがあれば家でコーヒーを淹れることができますので、お試しになる場合はその2つを揃えると良いと思います。
淹れ方については細かくご紹介しましたが、目分量と沸騰したお湯でコーヒーを淹れてもインスタントコーヒーよりは十分美味しいコーヒーが淹れられますので、気楽に楽しむのが一番だと思います!

本記事が家で美味しいコーヒーを楽しめるヒントになれば嬉しいです。

もしドリッパーとサーバー、ミルの3点セットを手頃な金額でお探しの方は、こちらもおすすめです。
(ミルはプロペラ式です)