突然ですが、ドラえもんの声優と言えば誰を思い浮かべますか?
ゆとり世代の私はもちろん大山のぶ代さんです。
あの特徴的な声を聞くと童心に戻ることができ、懐かしい気持ちになるので不思議です。
大人になってからドラえもんを見る機会はほとんどなくなりましたが、映画のCMが流れているのをみるとリメイク版が多いなと感じています。
しかし、私にとってドラえもんと言えば大山のぶ代さん。
この記事では昭和から平成に掛けて上映された映画ドラえもんの曲の中で、私が好きな曲をランキングにしてみました。
ランキングをご覧になって懐かしいなと思った方も、聞いたこと無いなという方も、どれもお勧めの曲なので是非聞いてみてください!
- 少年期
歌: 武田鉄矢
映画: のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)
公開日: 1985年3月16日 - 夢のゆくえ
歌: 白鳥英美子
映画: のび太のドラビアンナイト
公開日: 1991年3月9日 - 何かいい事きっとある
歌: 島崎和歌子
映画: のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)
公開日: 1993年3月6日 - 時の旅人
歌: 西田敏行
映画: のび太の日本誕生
公開日: 1989年3月11日 - さよならにさよなら
歌: 海援隊
映画: のび太の創世日記
公開日: 1995年3月4日
1位 少年期
少年期は、のび太の宇宙小戦争の主題歌です。
この映画のあらすじは、映画撮影を行なっていたのび太くん達が小さな宇宙人パピくんと出会うことから始まります。
パピくんは実はピリカ星の大統領なのですが、独裁者ギルモアに追われ、地球まで亡命します。
のび太くん達は友達になったパピくんを守ることを誓いますが、しずかちゃんがギルモアに拉致されてしまい、パピくんは自分と引き換えにしずかちゃんを助けます。
そんなパピくんをのび太くん達が助けに行くというお話です。
主題歌の少年期は、武田鉄矢さんの優しい声から始まり、サビでは力強く歌われる歌です。
この歌は歌詞が本当に良いんですよね。
サビの部分は、僕はどうして大人になるんだろう、僕はいつごろ大人になるんだろうという歌詞なんですが、ここが本当に好きです。
大人になってから聞いてみると、深い歌詞だなと感じます。
2位 夢のゆくえ
夢のゆくえは、のび太のドラビアンナイトの主題歌です。
この映画のあらすじは、のび太くんが夏休みの思い出作りをドラえもんにねだり、秘密道具「絵本入り込み靴」を使って絵本の世界を冒険することから始まります。
のび太くん達は色々な絵本の世界を楽しんでいましたが、ジャイアンとスネ夫が悪ふざけで絵本をバラバラにして混ぜて遊び始めます。
そして、ごちゃ混ぜの絵本の世界で、しずかちゃんが絵本の世界で行方不明になってしまいます。
それに気が付いたドラえもんでしたが、のび太くんのママが散らかったままの絵本を見て激怒し、絵本を焼いてしまいます。
絵本の世界は架空の世界なので、絵本がなければ助けることができません。
しずかちゃんを助ける方法を考えていたドラえもんは、遊んでいた絵本の一つにアラビアンナイトがあることを思い出します。
そしてアラビアンナイトが過去の世界の実話である可能性が高いことがわかり、一途の望みをかけて、過去のアラビアへしずかちゃんを探しに行くというお話です。
主題歌の夢のゆくえは、映画の雰囲気によく合った曲です。
子供の頃、映画をビデオテープで録画をして擦り切れるまで何度見ていましたので、特に心に残った曲です。
この曲は映画の物語が終わったんだなとしっかり実感できるのですが、寂しさと同時に新学期が始まるんだなという不思議な気持ちになる曲です。
話が横道に逸れますが、ビデオテープの長さとドラえもんの映画の長さが微妙なところなので、画質が悪い3倍時間で録画するか迷ったのは良い思い出です。
ビデオテープは爪が付いていて、折ると上書きできなくなるんですよね。
爪の部分にセロハンテープを貼るともう一回録画できるようになるのですが、間違って大事な録画を上書きされて家族で喧嘩になったのも良い思い出です。
3位 何かいい事きっとある
何かいい事きっとあるは、のび太とブリキの迷宮の主題歌です。
この映画のあらすじは、酔っ払ったのび太くんのパパがテレビでホテルの予約をしたことから始まります。
ある日のび太くんの家にトランクが届き、トランクを開けるとゲートが出現します。
ゲートを潜った先は、予約したホテルであるブリキンホテル。
ブリキンホテルは、ブリキのおもちゃの島「ブリキン島」のホテルで、ドラえもんとのび太くんはブリキン島で遊びます。
しかし、のび太くんが秘密道具をねだったことから喧嘩となり、ドラえもんが「22世紀へ帰る」と言い残して二人は別れます。
ホテルへ戻ったのび太くんは、うっかりと立ち入りを禁止されていたホテルの地下室で不気味な扉を目撃します。
怖くなったのび太くんは慌てて帰宅し、トランクを仕舞い込みます。
それから数日たった頃、のび太くんはジャイアンとスネ夫からブリキンホテルがデマであると揶揄われてしまい、本当であることを証明するために再びトランクを引き出します。
ブリキン島で遊んでいたのび太くん達でしたが、おもちゃの軍団に襲われてしまい、実はドラえもんが拉致されていたことを知ります。
ブリキンホテルの主人はサビオというチャモチャ星人で、のび太くん達に自分の星が独裁者によって危機に晒されていると説明をしたところ、みんなで独裁者に挑むというお話です。
主題歌の何かいい事きっとあるは島崎和歌子さんの曲ですが、私は大人になってから知りました。
分かった上で、曲を聞いても島崎和歌子さんだとはわかりませんね。
意外性もあるこの曲ですが、耳にとてもよく残る曲で、パッと思い出す映画ドラえもんの曲といえばこの曲です。
4位 時の旅人
時の旅人は、のび太の日本誕生の主題歌です。
この映画のあらすじは、のび太くん達がそれぞれの理由から全員家出をすることから始まります。
のび太くん達は、太古の日本で家出生活を始めますが、ある日太古の日本にいるはずがない原始人の少年と遭遇します。
少年の名はククル、彼は一族がクラヤミ族という集団の襲撃の最中、謎の渦に巻き込まれ、一族と生き別れになったと説明します。
ドラえもんは謎の渦を時空乱流によるタイムワープだと考え、道具を使ってククルと一族を引き合わせます。
引き合わせの際、クラヤミ族と怪物ツチダマの襲撃を受けますが撃退し、ククルの一族を安全な新天地へ連れて行きます。
元の生活に戻ったのび太くん達でしたが、ツチダマの正体が未来の形状記憶セラミックであることがわかり、ツチダマのボスであるギガゾンビがただの悪党ではないことに気が付きます。
ククルが心配になったのび太くん達は再び太古の日本に戻り、ギガゾンビに挑むというお話です。
主題歌の時の旅人は西田敏行さんの歌で、短い曲ですが名曲です。
西田さんの澄んだ歌声が良いんですよね。
歌詞はシンプルで自然のフレーズがたくさん使われていますので、映画のイメージそのままの曲かなと感じます。
5位 さよならにさよなら
さよならにさよならは、のび太の創世日記の主題歌です。
この映画のあらすじは、夏休みの自由研究を行うために、ドラえもんが秘密道具「創世セット」で地球とよく似た惑星を創ることから始まります。
のび太くんは自由研究として、惑星の観察を始めますが、生き物の進化が遅いため、ドラえもんの秘密道具「進化退化放射線源」で魚類の進化を促進させます。
その甲斐もあって、惑星には人類が誕生し、惑星に降り立ったのび太くんは自分とそっくりな一族と出逢います。
のび太くんはそっくりな一族に神様として便宜を図り、惑星の歴史の要所に関わることとなります。
惑星観察を続けていたある日、のび太くんはお尻の痛みを感じ、調べてみると小さな矢が刺さっているという発見をします。
実は、その惑星では一部の昆虫が「進化退化放射線源」の光を浴び、高い知能を持つように進化していたのです。のび太くん達は神様として、そんな世界を観察を続けるというお話です。
主題歌のさよならにさよならは、海援隊の歌で武田鉄矢さんが歌っています。
この曲も少年期と同じように歌詞が素敵で奥深いんですよね。
武田さんの伸び伸びとした歌声も映画の雰囲気にぴったりで良いと思います。
まとめ
本記事では昭和から平成に掛けて上映された映画ドラえもんのお勧め曲5選をご紹介しました。
ゆとり世代の方にとっては懐かしい曲だったのではないでしょうか。
どれも名曲かなと思いますので、水田わさびさん世代の方も一度聞いてみてください!
たまには童心に戻るのもいいですね。
ちなみにドラえもんの声優さんですが、大山のぶ代さんの前はドラゴンボールでお馴染みの野沢雅子さんだったそうです。
なんだかイメージが湧かないですね(笑)。
以上、映画ドラえもんのお勧め曲5選でした。